【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます

【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます
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こんにちは♩ななです 。

普段、韓国語の勉強法について発信することが多い、本ブログ。

今回は、普段メーカーで人事をしている私が「人事の仕事内容」について解説してみようと思います。

人事って未経験でもなれるのかな?

人事の仕事に興味がある!

そんな疑問をお持ちのあなたにとって少しでも参考になれば嬉しいです!

目次

【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます

【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます

「人事の仕事」について解説する前に簡単に私の人事としての経歴を紹介します。

プロフィール

名前:なな
年齢:29歳
人事歴:新卒から3社で計7年
新卒:人材サービス会社(採用人事)4年
転職1社目:求人広告会社で広告営業を2年(採用・マーケティングを兼任)
転職2社目:メーカーでHRBP(採用・研修・人事制度構築・労務)1年

大学卒業後、人材サービス会社で4年間採用人事(新卒・中途・派遣採用)を経験した後、転職。

転職1社目の求人広告会社では、広告営業・採用・マーケティングを2年経験しました。

その後、転職2社目のメーカーでは、HRBP(経営者と同じ視点を持って業務を行う人事)として採用・研修・人事評価制度構築・給与体系構築・労務などを担当。

そもそも「人事」ってどんな仕事?

そもそも「人事」ってどんな仕事?

「人事」とは端的にいうと、会社の経営資源である「人」に関する業務を行う担当者のことを言います。

例えば、以下のような業務が人事業務として挙げられます。

  • 新入社員の採用
  • 新入社員の研修の実施(社内外の研修の手配など)
  • 中途社員の採用
  • 中途社員の研修(社内外の研修の手配など)
  • 派遣社員の採用
  • 人事評価制度の構築
  • 給与体系構築
  • 社内環境整備(社内面談の実施など)

他にも、「社員の勤怠管理」や「社員の給与計算」、「社員の定期健康診断の手配」を人事担当者が行う企業があったり、逆に「総務担当者」や「労務担当者」が担当したり、と企業によって線引きが曖昧なこともあります。

また企業によっては、「採用人事」として「新卒採用」や「中途採用」に特化した業務を行う場合もあります。

また「新入社員の採用」や「中途社員の採用」に関しては、複数回の面接を実施するだけではありません。

例えば「リクナビ」や「マイナビ」などの「求人広告」に掲載することも基本的には人事の仕事です。

流れとしては、募集要項の作成・求人広告会社とのミーティング・求人掲載の開始・求人応募者の対応・面接準備・面接」の流れになります。

また、「新入社員の採用」の場合は、学生向けに大学で会社説明会を行ったり、社内で会社説明会を行ったりする場合も多く、会社説明会の企画や学生に向けてのプレゼンなども業務の一つにあります。

人事担当者になるのに必要な資格や有利な資格ってあるの?

人事担当者になるのに必要な資格や有利な資格ってあるの?

結論として、人事担当者になるのに必要な資格はありません。

ただし、以下のような資格を持っていると「人事のプロ」として面接などで有利になる場合はあります。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント試験は、職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)に基づき、厚生労働大臣の登録を受けた登録試験機関が実施する国家資格試験です。

学科試験と実技試験(論述および面接)で行われ、個別の受験が可能です。

学科試験と実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することにより「キャリアコンサルタント」として名乗ることができます。
なお、学科試験は、登録試験機関である当協会と特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会が共同で、同一日に共通問題で行います。
                              (引用:https://www.jcda-careerex.org/)。

気になるというあなたは、国家資格キャリアコンサルタント試験公式HP(https://www.jcda-careerex.org/)をご確認ください。

メンタルヘルス・マネジメント検定

仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。
働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。

心の健康管理には、一人ひとりが自らの役割を理解し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。
また、雇用する企業としても、社会的責任の履行、人的資源の活性化、労働生産性の維持・向上を図るうえで、社員のメンタルヘルスケアについて組織的かつ計画的に取り組む必要があります。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。
                          (引用:https://www.mental-health.ne.jp/about/

気になるというあなたは、メンタルヘルス・マネジメント検定公式HP(https://www.mental-health.ne.jp/)をご確認ください。

社会保険労務士

社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険に関する専門家として、企業などの依頼を受け、さまざまな業務を行う「労働のプロ」です。

社労士として事務所を開業する人もいますし、「労働のプロ」として企業の人事に携わる人も多くいます。

実際に人事の求人情報で【尚良】社労士資格取得者と記載されているものを時々見かけます。

気になるというあなたは、社会保険労務士公式HP(https://www.sharosi-siken.or.jp/)をご確認ください。

ちなみに私は、人事業務に関する資格は特に何も持っていません。

もちろん資格を持っていればベターです。

ただ個人的には、中途採用で人事担当の仕事に就きたい場合は、「人事業務の経験」>「人事関連資格」だと思います。

人事業務は「イレギュラーな対応」を求められることが多く、「人事業務経験を持つ即戦力」を求める企業が多いからです。

人事の仕事の辛さについて

人事の仕事の辛さについて
  • 社員と会社の板挟みになることが多い
  • 苦情対応がしんどい時がある

私が人事を7年間続けてきた中で、最も「辛い」と感じたのは上記の2つです。

おそらく「人事あるある」だとは思いますが・・・^^;

人事担当者は「経営陣」と「社員」の仲介役の立場にあります。

経営陣の方針で決まったことが、スムーズに社員に受け入れられればいいですが、常にうまくいくとは限りません。

人事業務に就く以上、経営陣と社員との板挟みになることは覚悟しなければなりません。

また、社員から悩みを相談されたり、苦情を言われることも日常茶飯事です。

時には人事が「嫌われ役」を引き受けなければならない時もあり、そんな時は「しんどいな」と思うことがあります(笑)。

そのため、繊細な方にはあまりおすすめできないかもしれません・・・(^^;;

人事の仕事のやりがい・魅力とは?

人事の仕事のやりがい・魅力とは?
  • 自分が採用した人が会社で活躍している
  • 人事評価制度や研修制度がない企業では自分が1から制度構築をすることができる

逆に、私が人事を7年間続けてきた中で、最も充実感と達成感を感じたのは上記の2つです。

自分が採用した人が、会社で楽しそうに働いていたり活躍していたりすると「この人が入社してくれてよかったな」と思います。

また規模が小さめの会社では、人事業務は会社の代表が自ら行っていることもあります。

そのような会社では、人事評価制度や研修制度がない場合も少なくありません。

そういった会社に人事として入社する場合、人事が0から制度を構築します。

もちろん、大変なことが多いですが、やり遂げた際の達成感は喜びもひとしおです。

他にも、人事経験者の間では、下記のような意見が挙げられることが多いです。

  • 会社説明会などで企業の顔として働くことができる
  • ほぼ全ての部署と関わるのでコミュニケーションスキルを磨ける
  • 大学の先生や求人広告の担当者など、社外の人との関わりも多く気分転換になる

人事が向いてる人ってどんな人?

人事が向いてる人ってどんな人?
  • 社内外の人とのコミュニケーションが好き/得意
  • 新しいことに挑戦するのが好き
  • 常に学び続けることができる人
  • 守秘義務をきちんと守れる人

新卒採用面接では20代の学生、中途採用面接では60代の方まで面接することがあります。

また社内でも幅広い年齢や立場の人とコミュニケーションをとっていかなければなりません。

話題や態度に気を遣うことはもちろん、どんな人に対してもニュートラルな気持ちで接することが非常に重要です。

また、社内研修プログラムや、会社説明会を企画することもあります。

ルーティンワークになることは少ないので、「常に新しいことをしていたい!」という方に向いています。

そして、人事の仕事は常に学び続ける姿勢が必要です。

採用手法1つをとっても移り変わりが非常に早いからです。

私が新卒で人事の仕事を始めた頃、たった7年ほど前ですが、その頃の採用手法の主流はリクナビやマイナビなどの「求人広告」でした。

ですが、かつては中途採用で主流だった、ビズリーチなどの「スカウトサービス」が現在は新卒採用でも主流になってきています。

またここ数年は、TiktokやYou Tube、Instagramなどでの「動画採用」も盛り上がっています。

このように「新卒採用・中途採用」1つを取っても、時代の波に乗らなければなりません。

人事担当者も日々アップデートが必要なのです。

人事担当者の「守秘義務」については言わずもがな。

社員の「業務面での評価」だったり「勤怠管理」、時には「給与面」の情報など個人情報を扱ったり、パワハラの相談を受けたり人事担当者は、口がかたくないと務まりません。

個人情報の取り扱いは、人事業務の中でも最重要事項です。

【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます・まとめ

【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけます・まとめ

今回は【人事ってどんな仕事?】人事7年目の現役人事がぶっちゃけますについての記事でした。

いかがでしたでしょうか?

今後も人事の経験を活かし、ななの勉強カフェでは社会人が身につけておきたいスキルや、自分らしく生きるための方法なども発信しています⭐️

これからもあなたの役に立つ情報をお伝えしていければと思いますので、どうぞよろしくお願いします🌟

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

何か少しでも参考になればとても嬉しいです❕

ぜひまた遊びに来てくださいね!

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この記事を書いた人

なな なな クリエイター&ブロガー

ブロガーとして、勉強や暮らし、仕事、ライフスタイルなどについてSNSやブログでの発信などを行なっています。

また企業での人事の経験を活かし、転職やキャリアについての発信も行なっています。

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